かぎろひの丘
「ひむがしの野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ」
この和歌は持統天皇6年(692)に軽皇子(後の文武天皇)の狩りの伴で宇陀の地を訪れた柿本人麻呂が詠んだ万葉集の秀歌です
軽皇子が安騎野に宿りし時に柿本朝臣人麻呂が作りし歌
- 万葉集 巻1 46
- 阿騎の野に宿る旅人うちなびき いも寝(ぬ)らめやも古(いにしえ)おもふに
- 万葉集 巻1 47
- 真草(まくさ)刈る荒(あら)野にはあれど黄葉の過ぎにし君が形見とぞ来し
- 万葉集 巻1 48
- 東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ
- 万葉集 巻1 49
- 日並皇子の命(みこと)の馬並(な)めて御猟(みかり)立たしし時は来向(きむか)ふ
情報
かぎろひを観る会
日時 旧暦11月17日早朝4時~(毎年開催日が変わります)
場所 大宇陀迫間万葉公園かぎろひの丘
参加費 無料
お問合せ 宇陀観光協会 0745-82-2457